Oct 3, 2011

高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグ ウエスト 第13節

東福岡高校戦 会場:東福岡高校
スコア:2-1 【前半:0-1 後半:2-0】
得点者:秋山、平田(翔)

GK:1.鶴崎
DF:14.岡田、4.小池、5.永田、15.岡山(→23.魚里)
MF:8.西村(洋)(→18.平田(翔))、6.秋山、17.丸岡、7.小暮
FW:11.長谷川(→12.西村(拓))、10.南野

サブ:21.射庭、29.石黒、19.大津


前節の名古屋グランパス戦を快勝し2位京都サンガに勝ち点2差としたセレッソ。京都サンガがホームにサンフレッチェ広島迎えての結果次第では2位に順位を上げることも可能な試合だけにきっちりと勝ち点を積み上げたいところ。

2週間ぶりの福岡は前回訪れた際にお仲間の事前リサーチで東福岡高校と名古屋グランパスの試合で鳴り物OKの確認を取っていたのだが、当日到着してみるとこの日は模試を開催しており鳴り物を使っての応援は禁止だとか…まさかまさかの福岡フットボールセンターに引き続き鳴り物禁止は福岡県サッカー協会の陰謀か(冗談)まぁ、少し離れたところにマンションのある福岡フットボールセンターで鳴り物禁止なら(まぁ、あそこは特別だと思いますが…)学校の敷地のすぐ隣にマンションのある東福岡高校も禁止で当然ですよね。えぇ(汗)

どうやら名古屋グランパスが試合を行った日は学園祭が開催されており、高円宮杯プレミア"ム"リーグも催し事の一貫と捕らえられていたのか、その時は逆に盛り上げてもらった方が良かっただとか…

という訳でこの日も試合前にアンセムを大人4人で唄い始めると例の如く…今回は協会スタッフの方ではなくて東福岡の親御さんに注意されてアンセムも途中で終了(汗)事前に応援を一切してはいけないと分かっていたら仕方ないんですけど、途中で急に制されると選手も何かあったの?ってなるからやめて欲しいですよね(汗)


まぁ、試合以外のところはこの辺で肝心の試合はというと、高円宮杯プレミアリーグで今シーズン初勝利を飾った相手東福岡高校だったが、前回の対戦でもそんなに簡単に勝たせてもらった訳ではなく序盤から相手のプレッシャーに苦しみ、終盤にPKで突き放すという試合だっただけに侮れない。

この試合でも立ち上がりから激しいプレッシャーをかける東福岡に対し受けて立ってしまった感のあるセレッソ。10分を経過するまでは相手の激しいプレスにパスミスが目立ちなかなか良いリズムが作れない。前回の東福岡の印象はロングボールを多用しながら運動量のあるサイドの選手が積極的に上がり仕掛けてくるという感じだったが、この日は縦に早くどんどん仕掛けてくる。そう言えば中盤の選手が前回の対戦時とはガラっと入れ替わっていたけど、インターハイを終えてチーム内での競争があったのかな?

前線の9番のヘディングが強くコンビを組む20番はスピードに乗ったドリブルが強み。相手の奪ってからの早い攻撃と前線のパワーに押されるセレッソ。先手を取れず受けてしまったのが良くなかった。攻撃では横パスが多く相手を揺さぶる為というよりは、出しどころが無いというのが当てはまる。序盤の東福岡ペースで進んだ前半19分。自陣の深い位置でロングボールの処理を誤り相手にボールを先に触られると、零れ球球はほぼ五分。しかし、勢いのある東福岡の20番がこのボールも先に触るとそのままぺナエリア内ドリブルで侵入。1.鶴ちゃんと1対1になると逆サイドに突き刺さる強烈なシュートを放たれ失点。完全にダメな時のセレッソ。弱った…

前線の動き出しも乏しく全体的に足もとでボールを受けようとする傾向が強く、相手の粘り強い守備に苦戦するセレッソ。1点を追いかけるもなかなか効果的な攻撃が展開出来ない。10.拓実が下がってボールを受けに来るも相手の選手にサンドされ潰される。10.拓実の意図はこの状況を考えながらスペースを空けて、そこに2列目からの飛び出しなどで流動性を生み動いてボールを受けることで相手のマークを剥がそうとしていたように見えたが、他の選手があまり感じている節はなかったように感じた。前半のチャンスはあまりなく決定的なものといえば、7.グレさんが中に入ってプレーした時に放ったミドルシュートがクロスバーを直撃したものくらいか。チームとしてミドルシュートが少ないのでこういった展開ではどんどん狙っていくのも悪くない。

前半を1点ビハインドで折り返した後半。先制されると弱い今シーズンのセレッソだが、ハーフタイムに大熊さんのカミナリが落ちたのか前半とは見違える動きを見せる。ボランチがボールサイドへ顔を出す回数が増えテンポアップしたパス交換に相手のマークがズレ始めると、これまで楔のボールに対してボランチとCBの2枚で挟みに来ていたディフェンスは鳴りを潜め、10.拓実がボールを受けて相手を引き付けると中央の空いたスペースに17.満が飛び出す。これまでこういった展開になる前に攻撃の目を摘んでいた東福岡のDF陣だったが、中央突破を警戒して中に絞るとサイドへ展開と先手を奪うセレッソの攻撃に振り回される。

前半はきっちりとバイタルエリアをケアされ良い形でフィニッシュまで持ち込めない展開が続いたが、相手が少し引いてくれたことでスペースが生まれるとセレッソ得意の細かなパス交換から連動した動きでチャンスを演出。後半の立ち上がりでセレッソの良さを発揮し始めた展開に追い付くのは時間の問題と一安心。東福岡の選手達は前半と全く違う後半の立ち上がりに困惑したに違いない。

こうなったらあとは畳み掛けるだけ。後半13分、3人、4人とショートパスが繋がりパス&ゴーで相手のマークを外すとフィニッシュは6.大地のコースを狙ったミドルシュート。あれだけ振られては東福岡のGKもポジショニングが難しかったに違いない。6.大地のゴールで同点に追い付く。

試合はその後もセレッソペース。ただ、余裕が出始めたのか崩すことが目的となり肝心のフィニッシュまで手数を掛けすぎる。一気に畳み掛けたい展開ではあったがこの時間帯は勿体ないことをした。

セレッソ1枚目のカードは11.将に代えて12.拓馬。前線からのプレッシャーを強め高い位置で奪ってからの攻撃で得点を狙う。しかし、ゴールが遠い。上位に喰らいつく為にもこの試合で勝ち点3が欲しいセレッソは8.洋亮に代えて18.ヒラショー、15.宗星に代えて23.魚里を投入。7.グレさんが右SBに入る形で18.ヒラショーと23.魚里が両ウイングの攻撃的な布陣に。

得点が奪えないまま時計の針が進む中セレッソの攻勢が続く。東福岡も負ける訳にはいかないと体を張ったディフェンスで対抗。アディショナルタイムが掲示されこのままでは…と思ったその時。波状攻撃から18.ヒラショーが右足で押し込み値千金のゴール!!このまま勝ち点1を分け合うことも頭に過ぎった時間帯ではあったが、最後まで攻め続けたセレッソに勝ち越しゴールが生まれた。

後半の展開から考えればもっと簡単に逆転してもおかしくなかったが、これまで先制されると弱かったチームが今シーズン初?の先制されてからの逆転劇にチームの成長を感じた。

次節の広島観音高校戦は私用により観戦出来ないが、この調子で勝ち点を積み上げ残留を決めたい。

*10月2日、アウェイ広島広域公園第一球技場での広島観音高校戦に2-1で勝利し、高円宮杯プレミアリーグの残留を決めた。これで今シーズンの最低目標はクリア。まずは勝ち点2差の京都サンガをロックオン。直接対決を残していることもあり前期のリベンジを何としてでも果たしたい。そして、首位サンフレッチェ広島。こちらもJユースとの対戦を名古屋グランパス、調子を上げてるアビスパ福岡と残してくれていることから、ここでこの2戦を1敗1分けに追い込んで貰えればセレッソが最終節までの3戦を全勝で迎えることを条件に初代チャンピオンへの道も見えてくる。他力本願ではあるが可能性がある以上は高みを目指すのは当たり前。このチャンスを呼び込むことが出来るか、ミラクルは待っていては起こせない。やってやろうセレッソ!!

2 comments:

  1. 井上さん!お久しぶりです!元フジプリのトヨシゲです!久々にブログ拝見しました。お元気ですか?
    井上さんにいただいたプレゼント大活躍です笑
    一年ほど切ってない髪の毛にしっくりきています、本当にありがとうございます。 来月帰国予定なのでまたフジプリでお会いしましょう!!

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  2. >トヨシゲさん

    あっ!久しぶり!!こないだこうちゃんから久しぶりにトヨシゲくんとSkypeで話したって教えてもらったよ(笑)お元気そうで何より♪

    今は色んな国を転々としてるみたいですね。わざわざコメントありがとう。プレゼントも役に立ってるみたいで嬉しいです^^
    またフジプリで〜♪

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