Nov 23, 2011

2011 J YOUTH CUP Round16

大分トリニータU-18戦 会場:J-GREEN堺S1
スコア:3-2 【前半:3-0 後半:0-2】
得点者:長谷川、西村(洋)、秋山
GK:1.鶴崎
DF:14.岡田、4.小池、5.永田(慎)、3.藤原
MF:8.西村(洋)(→28.竜田)、6.秋山、17.丸岡(→12.西村(拓))、7.小暮(→18.平田(翔))
FW:11.長谷川(→19.大津)、10.南野(→23.魚里)

サブ:21.射庭、38.永田(来)

Hグループを1位突破しノックアウトステージの2回戦に駒を進めたセレッソの対戦相手はGL最終戦と同じ大分トリニータU-18。1度勝っている相手とはいえ直近で対戦した相手との再戦はやり難さがあることは間違いない。今大会GLは3戦共に雨。そして、またこの日も雨…Jユースカップに入ってからこれだけ雨が続くなんてチーム内に雨男がいるに違いない。今大会から出場機会を得た選手と言えば…38.来樹?(笑)というのは冗談だけどここまで雨が続くとさすがにね(汗)

ノックアウトステージ初戦。ここからは文字通り負けたら終わりの試合。いつもはスロースタートなセレッソではあるがこの日立ち上がりから積極的なDFで先手を取ったのはセレッソ。11.将と10.拓実の前線からの献身的なチェックに6.大地の抜群の読みからのパスカットで攻勢に出る。先制点はセレッソ。開始早々10.拓実が抜け出すと放ったシュートは大分のキーパーに弾かれるものの、これを詰めていた11.将が決め幸先良いゴール!

その後も大分のお株を奪う激しいDFで試合の主導権を握るセレッソ。気になるのは飛ばし過ぎている感があったところか…

この時間帯に追加点を奪いたいと思っていた。するとロングフィード1本で大分DFラインの裏に抜け出したのは8.洋亮。キーパーとの1対1をきっちり沈めスコアを2-0とする。前回の対戦では試合序盤は大分ペースで進んだ試合ではあったがセレッソが先制点を獲ったことで流れが変えることに成功。今回の対戦ではセレッソの時間帯に先行出来たことで大分のペースを乱すことが出来た。その後、(恐らく)7.グレさんからのクロスに6.大地が合わせて前半30分までに3-0とする。前半は大きなピンチがないものの徐々に大分が流れを掴み始めたところで終了。


後半立ち上がりが重要だと思っていたが次の得点は大分に。前半あれほどハメることが出来ていたDFは後手にまわる展開。前半のツケがまわってきたのか少しずつ遅れるボールマンへのプレッシャーに大分のショートパスが繋がる。もう少し早くマークを受け渡しても良かったように思ったが、着いて行き過ぎる場面もあり大分の選手がフリーになることが多くなる。我慢の時間帯。

悪い流れに対しセレッソベンチが動く。中盤で大分に主導権を握られていただけに運動量の落ち始めた17.満に代えて12.拓馬を投入。8.洋亮をボランチへ11.将と12.拓馬前線とサイドで流動的にポジションチェンジを繰り返す形。12.拓馬の投入で再び前線からのプレッシャーを強め主導権を奪いにかかる。セレッソも10.拓実が抜け出し良い形でシュートを放つも大分キーパーに弾かれゴールならず。1点獲れれば少しは楽になるのだが次の1点が遠い。この時間帯、慌てる必要はなくボールを動かし相手を消耗させることも出来たと思うがラインが下がってしまって大分がポゼッションする時間帯が続く。なかなかこの局面を打開することが出来ない。

前線に基点作り押し上げたいセレッソは11.将に代えて19.耀誠。10.拓実が下がり目でプレイすることで前を向いてボールを受けるチャンスを作りたかったが、フィジカルの差がありなかなか良い形で19.耀誠にボールが収まらない。無理に前にボールを送るのではなくもう少し丁寧に繋いでリズムを作ってもよかったかもしれないが、マイボールを簡単に相手に渡していたことで奪われてからの大分の早いパス交換に走らされる。この辺りの試合運びでもう少し変化が出せれば違った展開になったとは思うが…

その後もペースは大分。この日の審判があまり厳しく笛を吹かないということもあって、セレッソは救われた面も大いにあったように感じるが、左右に振られフリーを作られシュートまで持ち込まれるという時間帯が続きいつ失点してもおかしくない状態。1.鶴ちゃんのファインセーブもありなんとか最後のところで耐えていたがアディショナルタイムい2失点目を喫する。結局前半終盤から大分に傾き始めた流れをこちらに引き戻すことなく試合終了。前半の貯金があったことで勝つには勝ったが課題の残る一戦に。

負ければ終わりということを考えれば内容より結果というのが優先されるが、Round8の後は一旦中断し再び高円宮杯に大会が切り替わることを考えると、課題の残る試合だと思わざるをえなかった。ただ、試合後挨拶に来てくれた選手達の表情を見ていると、それは彼等が一番承知しているという表情だっただけに心配はしていないが。

次の戦いはクラ選で同グループとなった関東プリンス首位を走る鹿島アントラーズFCユースとの対戦。前回の対戦ではスコアレスドローと決着がついていないだけに今大会ではっきりさせたい。試合は11月27日(日)、会場はキンチョウスタジアムで14時キックオフ。前日はトップチームのアウェイゲーム、柏戦と観戦する側としてはハードな日程ではあるもののホームで出来る地の利を最大に活かし、ホームの声援を背にベスト4進出といきたいところ。

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