May 16, 2011

高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグ ウエスト 第6節

愛媛FCユース戦 会場:北条スポーツセンター
スコア:2-0 【前半:1-0 後半:1-0】
得点者:丸岡、南野
GK:1.鶴崎
DF:14.岡田、16.坂手(→12.西村(拓))、4.小池、15.岡山
MF:8.西村(洋)、6.秋山、17.丸岡(→11.長谷川)、7.小暮
FW:10.南野(→23.魚里)、9.風間(→19.大津)

サブ:21.射庭


開幕こそ立正大相手に黒星を喫したものの2引き分けを挟み2連勝と確実にポイントを重ねるセレッソ。最初は硬さの見えたルーキー達も徐々に特徴を発揮し始めチームとして、個人としてのポテンシャルの高さが活き始めている。今回の対戦相手は小気味良いショートパスを主体とする愛媛FC。ここ数年対戦する機会が多いが、どうもセレッソを苦手としているのか対戦成績の良い相手。どこか不安定さのあるチームではあるがノッた時のスピーディーな攻撃は対戦相手ながらあっぱれの一言。昨年のクラ選でのレッズ戦を観ていたがノせると怖い相手には間違いない。過去にJユース杯で対戦した当時中3だった近藤貫太のドリブルに衝撃を受けたのがついこの前のことのようだがそんな彼も最上級生に。月日が経つのは早い…(汗)

今節終了後には中断期間に入り、登録メンバーの変更も可能なだけにセレッソらしさを発揮して気持ち良く今日の試合を終わりたいところ。

試合のレポートに入る前に毎度お馴染みしまなみ街道。与島Pから望む多々羅大橋。ここは毎回来る度に写真に収める良い景色。ただ、さすがに3度目?4度目?ともなると新鮮さにも欠けるというのが正直なところ。初めてしまなみ街道を走った時はテンションが上がったもんだけど、慣れって怖いですね…

しまなみ街道を渡り切り今治市?に入るとあとは北条まで海沿いの道を一直線。お昼ご飯を調達する為にコンビニに立ち寄ろうという話になったのですが、ここで本部長の「何個目のコンビニ入る?」という問いかけ。会場の直前にローソンとサークルKがあることは覚えていたんですが、それが何個目なのかまでは…
とりあえず6個くらいはあるだろうと「じゃぁ6つ目で!」と答えたのが間違いの始まり。北条までにあるコンビニは酒屋さんなどで日用品を売っているお店を除けば5個という(汗)皆さん、しまなみ街道経由で北条を目指す際、コンビニは5つしかないので気を付けて。まぁ、北条に行く人ってなかなか居ないと思いますが…


何より会場に到着して驚いたのが道の駅から上った所にある北条スポーツセンターの変わりよう。以前は何も無かったはずの場所には体育館。そして、舗装されておらず雨が降ると足もとがぬかるんでいた駐車場はアスファルトに。あまりの変わりように本部長も駐車場を通り過ぎる始末…(汗)あれは誰でも気付かないと思う。北条スポーツセンタースゲェ!!

到着するとすでに四国の大学生が試合中。お昼を済ませるとどこかで見た弾幕が…本部長曰く、関西学生サッカー連盟が作った震災へのメッセージ弾幕が四国にも来てました。(詳しくはコチラをご覧下さい。)11月には東北地区大学サッカー連盟届くようです。



随分と脱線しましたがそろそろ本題へ。この日は5.慎二、3.雅斗が帯同しておらず4.佑平の相方に抜擢されたのは16.優雅。これまでU-18に昇格してからはボランチやSBでプレーする姿を見ていたが、久々のCBでの彼のプレーが見られることに。個人的にはU-15のクラ選関西大会以来かもしれない。長いこと見てなくてすいません(汗)U-18に昇格してからは初スタメンと少々緊張していたようだが、U-15時代は芳賀さん(懐かしい。もっとセレッソに居て欲しかったなぁ)の元で河面(これまた懐かしい)とのコンビは頼もしい存在だったのを覚えている。前線には10.拓実が戻り9.KJとの2トップに。個人的には11.将が調子を上げていただけにどうするのかと思っていたが、大熊さんもうれしい悩みというところか。

試合は愛媛ボールでキックオフ。午前中は風が心地よくショートパンツを穿いていた私は完全に失敗したと思っていたが、試合が始まる頃には気温がグンと上がることに。この暑さでは後半に落ちると思っただけに持久戦も覚悟したが、序盤にペースを握ったのは愛媛。立ち上がりから激しいプレッシャーをかけるとセレッソは押し込まれる時間帯が続く。ボールの出所へのプレッシャーが甘くなると愛媛得意のパスワークに後手に回るセレッソ。しかし、この厳しい時間帯で奮起したのは1.鶴ちゃん。ギャップを突かれ上手く振り切られると愛媛のビッグチャンスに1.鶴ちゃんのファインセーブでピンチを切り抜ける。この時間帯にもう一度危ないシーンがあったが、また1.鶴ちゃんがチームを救う。至近距離での反応に良さのある1.鶴ちゃんの良さが出た場面だった。

このビッグチャンスを決められなかった愛媛に対し、耐えたセレッソは徐々にペースを掴む。序盤から飛ばし過ぎた感のある愛媛の足が徐々に止まり始めるとセレッソの時間帯に。右サイド相手陣内深くで得たスローインから17.満が抜け出すとそのままぺナエリア内に進入しそのままゴールを挙げる!照りつける日差しに上昇する気温と互いに厳しい時間帯であったが、このゴールでセレッソは楽になる。試合をこなす毎に17.満も持ち味を発揮。168センチと上背はないが体が強くルーキーながら相手を飛ばすシーンなどは頼もしい。

前半を17.満のゴールで1-0とし折り返した後半。立ち上がりから愛媛が主導権を獲りに来るかに思えたが、前半の消耗が激しかったのか前半ほどのプレッシャーをかけに来ない。次の1点が焦点になる試合展開にセレッソベンチは12.拓馬を準備。掲示された番号は16。最初こそ硬さが見られたものの時間の経過と共に慣れてきたかに見えた16.優雅だったが、試合後に聞くと足を攣っていたらしい。久しぶりの公式戦に少々緊張し過ぎたかな?また16.優雅のプレーが見られるのを楽しみに待つとしましょう。私の知っている彼本来のプレーとは遠かったようには思うが、こんなもんじゃないっと思っているだけに今後の奮起が楽しみなところ。

ただ、この交代でフィールドプレーヤー内にCBが出来るのは4.佑平のみ…どうするのかと思ったがまさかの6.大地のCB。2年前の関学大に進学したGK純のCBもサプライズだったが、さすがにこの日の6.大地は何の準備も無かったはず。一番驚いたのは6.大地かもしれないね(汗)まぁ、誰かが代役をこなさないといけないだけに仕方ないのだが。
この交代で8.洋亮をアンカーに据えた4-1-3-2のような形に。後半開始直後こそ9.KJの積極的なプレーからチャンスを迎えたが、なかなかペースアップ出来ない締まりのない試合に。1点リードでは怖い状況なだけに追加点が欲しかったが、ここで9.拓実の個人技が炸裂。ドリブルでぺナエリア内に進入するとフェイントで相手を交わす、交わす。愛媛のキーパーが先に動いたところでゴールに流し込むゴールはU-15時代に無理矢理ゴールを獲って来たサンライズリーグの宇治FC戦を思い出させた。

後半の試合運びとしては褒めれたものではなく、一度は死にかけた愛媛の息を吹き返させてしまっただけに、こういった展開でどう試合を運ぶのか。不測の事態があったにせよ今後のチームとしての課題が見えたように思う。最後まで集中を切らさず失点0で試合を終えたことは相手のデキを差し引いても良かった。まぁ、この日は序盤の1.鶴ちゃんに尽きるかな。



高円宮杯プレミアリーグウエストは7月まで中断期間に入ることに。翌週にはクラ選予選を控えるだけに疲れをとって挑みたい。初戦は5月22日、万博ガソバ人工芝Gで15時キックオフ。対戦相手はサンガ。高円宮杯プレミアリーグウエストに出場していない選手のプレーも楽しみなところ。

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