Nov 23, 2011

2011 J YOUTH CUP Round16

大分トリニータU-18戦 会場:J-GREEN堺S1
スコア:3-2 【前半:3-0 後半:0-2】
得点者:長谷川、西村(洋)、秋山
GK:1.鶴崎
DF:14.岡田、4.小池、5.永田(慎)、3.藤原
MF:8.西村(洋)(→28.竜田)、6.秋山、17.丸岡(→12.西村(拓))、7.小暮(→18.平田(翔))
FW:11.長谷川(→19.大津)、10.南野(→23.魚里)

サブ:21.射庭、38.永田(来)

Hグループを1位突破しノックアウトステージの2回戦に駒を進めたセレッソの対戦相手はGL最終戦と同じ大分トリニータU-18。1度勝っている相手とはいえ直近で対戦した相手との再戦はやり難さがあることは間違いない。今大会GLは3戦共に雨。そして、またこの日も雨…Jユースカップに入ってからこれだけ雨が続くなんてチーム内に雨男がいるに違いない。今大会から出場機会を得た選手と言えば…38.来樹?(笑)というのは冗談だけどここまで雨が続くとさすがにね(汗)

ノックアウトステージ初戦。ここからは文字通り負けたら終わりの試合。いつもはスロースタートなセレッソではあるがこの日立ち上がりから積極的なDFで先手を取ったのはセレッソ。11.将と10.拓実の前線からの献身的なチェックに6.大地の抜群の読みからのパスカットで攻勢に出る。先制点はセレッソ。開始早々10.拓実が抜け出すと放ったシュートは大分のキーパーに弾かれるものの、これを詰めていた11.将が決め幸先良いゴール!

その後も大分のお株を奪う激しいDFで試合の主導権を握るセレッソ。気になるのは飛ばし過ぎている感があったところか…

この時間帯に追加点を奪いたいと思っていた。するとロングフィード1本で大分DFラインの裏に抜け出したのは8.洋亮。キーパーとの1対1をきっちり沈めスコアを2-0とする。前回の対戦では試合序盤は大分ペースで進んだ試合ではあったがセレッソが先制点を獲ったことで流れが変えることに成功。今回の対戦ではセレッソの時間帯に先行出来たことで大分のペースを乱すことが出来た。その後、(恐らく)7.グレさんからのクロスに6.大地が合わせて前半30分までに3-0とする。前半は大きなピンチがないものの徐々に大分が流れを掴み始めたところで終了。


後半立ち上がりが重要だと思っていたが次の得点は大分に。前半あれほどハメることが出来ていたDFは後手にまわる展開。前半のツケがまわってきたのか少しずつ遅れるボールマンへのプレッシャーに大分のショートパスが繋がる。もう少し早くマークを受け渡しても良かったように思ったが、着いて行き過ぎる場面もあり大分の選手がフリーになることが多くなる。我慢の時間帯。

悪い流れに対しセレッソベンチが動く。中盤で大分に主導権を握られていただけに運動量の落ち始めた17.満に代えて12.拓馬を投入。8.洋亮をボランチへ11.将と12.拓馬前線とサイドで流動的にポジションチェンジを繰り返す形。12.拓馬の投入で再び前線からのプレッシャーを強め主導権を奪いにかかる。セレッソも10.拓実が抜け出し良い形でシュートを放つも大分キーパーに弾かれゴールならず。1点獲れれば少しは楽になるのだが次の1点が遠い。この時間帯、慌てる必要はなくボールを動かし相手を消耗させることも出来たと思うがラインが下がってしまって大分がポゼッションする時間帯が続く。なかなかこの局面を打開することが出来ない。

前線に基点作り押し上げたいセレッソは11.将に代えて19.耀誠。10.拓実が下がり目でプレイすることで前を向いてボールを受けるチャンスを作りたかったが、フィジカルの差がありなかなか良い形で19.耀誠にボールが収まらない。無理に前にボールを送るのではなくもう少し丁寧に繋いでリズムを作ってもよかったかもしれないが、マイボールを簡単に相手に渡していたことで奪われてからの大分の早いパス交換に走らされる。この辺りの試合運びでもう少し変化が出せれば違った展開になったとは思うが…

その後もペースは大分。この日の審判があまり厳しく笛を吹かないということもあって、セレッソは救われた面も大いにあったように感じるが、左右に振られフリーを作られシュートまで持ち込まれるという時間帯が続きいつ失点してもおかしくない状態。1.鶴ちゃんのファインセーブもありなんとか最後のところで耐えていたがアディショナルタイムい2失点目を喫する。結局前半終盤から大分に傾き始めた流れをこちらに引き戻すことなく試合終了。前半の貯金があったことで勝つには勝ったが課題の残る一戦に。

負ければ終わりということを考えれば内容より結果というのが優先されるが、Round8の後は一旦中断し再び高円宮杯に大会が切り替わることを考えると、課題の残る試合だと思わざるをえなかった。ただ、試合後挨拶に来てくれた選手達の表情を見ていると、それは彼等が一番承知しているという表情だっただけに心配はしていないが。

次の戦いはクラ選で同グループとなった関東プリンス首位を走る鹿島アントラーズFCユースとの対戦。前回の対戦ではスコアレスドローと決着がついていないだけに今大会ではっきりさせたい。試合は11月27日(日)、会場はキンチョウスタジアムで14時キックオフ。前日はトップチームのアウェイゲーム、柏戦と観戦する側としてはハードな日程ではあるもののホームで出来る地の利を最大に活かし、ホームの声援を背にベスト4進出といきたいところ。

Nov 21, 2011

2011 J LEAGUE DIVISION 1 第32節 「夏の雪辱は果たせるのか…」

ヴィッセル神戸戦 会場:キンチョウスタジアム
スコア:0-3 【前半:0-1 後半:0-2】


忘れもしない7月16日。吉田での高円宮杯プレミアリーグウエストのサンフレッチェ広島戦の後、今シーズン最高の出来とも言える戦いを披露してくれたU-18の選手達に労いの言葉もそこそこに駆けつけたホームズスタジアム。重い扉を開けると同時に失点シーンでスタートし今シーズン最低と言っても過言ではない試合を目の当たりにしたあの日。まるで1日で天国と地獄を同時に味わったような感覚は後味の悪さだけを私に残した…

ハシゴ出来るならトップも下部組織も全部観たい。そう思うのがファン心理だと思うけどこの日ばかりは本気でへこんだ。それくらい悔しい試合。


夏のリベンジを!と思い挑んだ試合。五輪代表で螢、タカを欠く中フル代表からキヨちゃんがチームに戻りボギョン、マルチネスの両外国籍選手が久々に同じピッチに揃った。立ち上がりから縦に蹴るヴィッセル神戸に対しペースを握ったのはセレッソ。セレッソのポゼッションに対しヴィッセルは長いボールを前線に蹴りポポを走らせるだけで特に怖さは感じない。神戸のボールマンへのプレッシャーに対しマルチネスを中心に上手くボールを動かせていた序盤戦、右サイドでシャケとボギョンの息が合わずヴィッセル神戸にボールを奪われると縦に抜け出したポポが中へ折り返す。ワンチャンスを狙っていた吉田に合わされるとあっさりと失点…

この失点で試合の流れが変わった。これまで試合を支配していたセレッソではあったが中盤でのミスが目立つようになり始める。直後には同じようなミスからボールを奪われるとシュートを撃たれる危ないシーンも。

セレッソはポゼッションこそするものの立ち上がりのマルチネスのミドルシュートからはヴィッセル神戸ゴールに迫る攻撃が出来ていたかというとノー。自陣にしっかり引いて守る相手に対し攻めあぐねていたように見えた。その後もポゼッションし崩そうとするセレッソに対しカウンターで縦に早い攻撃を展開する神戸の構図。前半を0-1で折り返す。


前半に1度か2度ゴール前でフリーの選手を作ってしまい、そこにボールが入るとまずいというシーンはあったもののそこまでやられているという印象はなかっただけに、後半のどこかで流れを変えるカードを切ればと思っていたが失点シーンは後半早々。ジンヒョンのファインセーブからCKに逃げるとセットプレー崩れからDFラインの裏に抜け出したのは北本。これをきっちり決められスコアは0-2。先に追い付いておきたかったセレッソだったが2点のビハインドを追う展開に。

失点直後にはこの日怪我から復帰したボギョンに代えて播さんを投入。ボギョンは当然ながらやはりゲーム勘が戻っていないという印象と、慣れないフェイスガードを装着してのプレイからからしくないミスもあった。こればっかりは仕方ない。

追う展開に前線の奮起を期待したかったが健勇からその気迫を感じられるプレイはなく…元から気迫を前面に押し出す選手ではないが周りから聞こえてくる健勇への罵声に心を痛めながらも、あれでは仕方ないという複雑な感情を抱く。本来ならこういう試合は龍ちゃんが居れば…という感じではあるのだけど、肝心の龍ちゃんは怪我。

その後、ファビオに代えて村田くんを投入。この日のベンチメンバーを見れば妥当なカード。天皇杯ファジアーノ岡山戦でアピールに成功した村田くんが積極的に仕掛ける。この時間帯から少しチームに勢いが出て来た感はあったがもう少し早い時間帯からチームとして仕掛ける姿勢が欲しいところ。

シャケのアーリークロスから播さんがニアで合わせたシーン。ぺナエリア外でのパス交換から播さんが冷静な切り替えしで放ったシュートはポスト直撃と惜しいシーンはあったもののセレッソにゴールは生まれない。アディショナルタイムには嘉人にダメ押しの3点目を決められ試合終了。

優勝争いも降格もないリーグ戦の残りの2試合。来シーズンを見据えた上での選手起用と天皇杯への足掛かりとなる試合。目先の結果に対し癇癪を起こすのじゃなく自分自身の価値観で試合を観ていきたい。確かにやれてない選手がいたかもしれないけど、試合中に選手に向かって罵声を吐いたところで何の力にもならないし、やることやってから文句垂れれば?という気持ちを抱かざるをえない試合だった…

サポートって何だろうね。大勢の中から言いたいこと言うんじゃなくて、言いたいことがあるなら津守で言えばいいのに。私はあんな風にはなりたくないと思った。


そうそう。試合前だか試合後にメインスタンドから"2012大久保嘉人"(間違っていたらすいません)の弾幕が見えた。やっぱり嘉人はセレッソにとって特別な存在だし、それをアピールする為に行動にうつした人が居て、セレッソが嘉人にオファー出すとか出さないとか関係なく、嘉人が何か感じてくれてたら嬉しいなって思った。

Nov 19, 2011

RALPH LAUREN HOME University Tate Bandana Pillow

少し前になりますが買い付けから帰って来られたhappeningのブログに写り込んでいたのを見逃さず確保したのはRALPH LAUREN HOMEのクッション。元はバンダナとして販売されていた柄だそうですがナイスな柄です。

本国のサイトを見ると私が買ったネイビーの他にグリーン、レッド、ピンクと他に3色あるみたい。海外発送してくれるのかは確かめていませんが、ただ今セール中となっており円高もあってかなりお買い得価格になっています。最近は多くのセレクトショップで服だけでなくこういった生活雑貨などの取り扱いも増えていますが、こういったアイテムは堪りません。RALPH LAUREN HOME気になります。

第91回 天皇杯サッカー選手権大会 Round32

ファジアーノ岡山戦 会場:キンチョウスタジアム
スコア:3-0 【前半:0-0 後半:3-0】
得点者:播戸2、杉本

今年の天皇杯はW杯予選の影響で平日開催が続く2戦目。初戦のRound64では総理大臣杯チャンピオンの大阪体育大学を1-0で下した北海道教育大学岩見沢校との対戦。この大阪体育大学と北海道教育大学岩見沢校は総理大臣杯でも対戦しており、その際は大阪体育大学が1-0で勝っていたものの北海道教育大学岩見沢校としてはそのリベンジを見事天皇杯で果たした形。総理大臣杯ではプロ選手を輩出している高知大学を破っており侮れない相手。因みに高知大学はセレッソの育成部長M氏の母校でもあるらしい。これ豆ね。

その北海道教育大学岩見沢校(長いっ!)を6-0で一蹴したセレッソの次の相手はファジアーノ岡山。実はファジアーノ岡山にはセレッソにゆかりのある選手が在籍しているのでこの日の対戦を楽しみにしていた。私が下部組織をシーズン頭から見始めた年にU-18に在籍した田所、タカと同世代の弘次郎(篠原)。元セレッソの白谷建人。またコーチ兼ファジアーノネクストの監督には眞中さんのお兄さんまで。他にも対戦相手だったガンバの植田や関学OBの岸田や大阪学院大OBの妹尾と関西にゆかりのある選手など。そういえば柏からのレンタルの仙石も。

特に田所に関しては夏のクラ選で今や日本代表のマイク・ハーフナーを抑えるというポテンシャルの高さを発揮していたのを思い出す。まぁ、マイクも当時っは大きいだけであまり上手い選手ではなかったと記憶しているが、それでもあの身長差(マイクは当時からデカかった…)をものともせずマッチアップする姿は今でも鮮明に記憶に残っている。

当時はディフェンシブなポジションを任されることの多かった田所だが、この日は左の中盤で先発。残念ながら弘次郎はサブでスタート。立ち上がりから積極的にプレッシャーを掛けるファジアーノ岡山に対してセレッソはパスを回して相手を消耗させるという展開。ただ、セレッソは足もとへのパスが多く効果的な攻撃が展開出来ない。優位に試合を進めたのはファジアーノ岡山。積極的に左サイドを駆け上がる田所からのクロスもモ二、大海に跳ね返されはするもののテンポの良いボール回しで攻撃を繰り返す。前半には左右に振られてゴール前でどフリーからあわや失点というシーンもあったものの、ここはファジアーノ岡山の選手の精度の低さに助けられる。先制されれば引き篭られてスペースを埋められていたと思われるだけに、このシーンは本当に助かったと思った。

後半開始からこの日あまり効果的な動きが出来なかった大竹を村田に、やはり播さんとのセットが有効な使い方なのか前線からの守備でチームに貢献していたが決定的な仕事が出来ていなかったファビオを播さんに。すると村田の積極的な右サイドでの仕掛けからクロス、これを播さんが合わせていとも簡単に先制。前半あれほど攻めあぐねたのは一体何だったのか。眠気を誘う試合に緊張感が戻る。その後も村田の突破が光るものの単調なドリブルに徐々にファジアーノ岡山の選手が対応し始める。ただ、ファジアーノ岡山も日曜日にアウェイでカターレ富山との試合をこなしており、中2日というハードな日程での戦いの中運動量が落ち始める。やはり前半とばしていたのは先制し守り切るという作戦だったかと思われる。

しかし、なかなか追加点を奪えないセレッソに追い付かれてしまうのでは…という展開もありあまり磐石の戦いとは言えない。後半29分にはマルチネスに代えて螢。やはり怪我明けからマルチネスのコンディションがなかなか上がらないこれは少し気掛かりなところ。リーグ戦のヴィッセル神戸、柏レイソルとの対戦では螢、タカが五輪代表のアジア最終予選で取られるだけに早い復調を期待したい。

試合終盤には健勇の個人技で追加点、村田からのクロスに播さんと最後はJ1の意地を見せ3-0としたものの、試合自体は決して褒められるものではなかった。負ければお終いのノックアウトの大会。内容より結果というのはあるにせよちょっとこれでは…というのが正直なところ。試合後、クルピの今シーズン限りでの退任が発表されクルピの為にタイトル、そして来シーズンのACL出場権獲得というのがチームとしての目標になると思うが、このままではこの目標達成も難しいものであることは間違いない。ベストメンバーがなかなか組めない中どこで勢いをつけるのか。まずはリーグ戦残り3節で良い時のセレッソ(と言っても今シーズンはあまり観ていないが(汗))を早く取り戻して欲しい。

セレッソの天皇杯は12月17日にベガルタ仙台との対戦。会場はキンチョウスタジアムと引き続きホームで出来る今大会。これに勝てばRound8、準決勝と長居で戦えるJユースカップ?と思わせる会場運に恵まれていることもあるので、地の利を最大限に活かしチーム初タイトルを是が非でも獲得したい。今年の山ってチャンスあると思うだけに一戦一戦悔いのない戦いを観たい。元旦の国立。久々にあの舞台に立ちたいものだ。


試合後にはバス待ちで弘次郎にも久々に会って話すことができ、当時はどちらかと言えばやんちゃなイメージのあった弘次郎だが、いつの間にか穏やかな表情になっていて一番意外だったのが言葉が関東訛りになっていたことか…(笑)何にせよ元気そうで良かった。「セレッソ強過ぎますわぁ。でもマルくんとか螢くんのプレイ観れて良かったです。早くJ2落ちて来て下さいよぉ」と恐ろしいことを言っていたが、そこは早くJ1に上がって来いとしっかり言っておいた(笑)

Nov 17, 2011

KLATTERMUSEN Atle Jacket

今シーズンのアウターはこれ。結局今年もドア物に手を出すという…私らしいといえばらしいのですが。

Nov 16, 2011

2011 J YOUTH CUP Hグループ 第3戦

大分トリニータU-18戦 会場:J-GREEN堺 S6
スコア:3-0 【前半:1-0 後半:2-0】
得点者:南野2、秋山
GK:1.鶴崎
DF:14.岡田、5.永田(慎)、4.小池、3.藤原
MF:8.西村(洋)(→19.大津)、6.秋山(→38.永田(来))、17.丸岡、7.小暮(→9.風間)
FW:11.長谷川(→12.西村(拓))、10.南野(→23.魚里)

サブ:21.射庭、15.岡山


この日は6.大地が怪我からの復帰。今シーズン色々試しながら戦い続けた中でほぼベストと言える布陣でのGL最終戦。得失点差を考えると勝利のみが1位突破の条件という大分トリニータU-18との一戦に勝利することが出来れば、この大会はほぼホームで試合が出来るノックアウトステージに突入するだけに是が非でも勝ちたい。

今大会が今シーズン初の全国の舞台の大分トリニータU-18。しかし、ギラヴァンツ北九州との20-1というスコアが示すように侮れない相手であることは間違いない。クラ選九州予選でも予選グループで本大会出場のサガン鳥栖U-18と肉薄した戦いを演じており全国大会に縁がなかっただけと見られる。


立ち上がりから積極的にプレスを掛ける大分トリニータに対しセレッソは我慢の展開。スピードに乗った大分の攻撃に対し5.慎二が体を張ったディフェンスで危ないシーンを潰す。今シーズン開幕直後は先手を取られるとそのままズルズルいってしまう傾向が強かったが、長いリーグ戦を経験する中である程度の相手なら絶える時間帯を凌げる強さというのが身についてきたようにも思う。さすがにこの試合に関してはCBのコンビを4.佑平と5.慎二に戻してはきたがこの時間帯を耐えればうちのターン。

前半15分を過ぎた頃から試合が動き始める。中盤でボールが落ち着かない中セレッソがボールを保持すると左サイドへ展開。高い位置でボールを受けた14.武瑠がパス交換からクロスを入れるとニアで11.将がマークを引き付ける。するとファーでフリーなった10.拓実の元にパスが通る。これを10.拓実がゴール左隅にきっちりと決め先制ゴール!決して自分達の時間帯という訳ではなかったが、ここ数試合こういった場面で10.拓実が決めてくれることでチームが楽になる。

ここからはセレッソの時間帯。17.満、10.拓実、7.グレさんのシュートと攻勢が続く。今大会に入る前から7.グレさんのドリブル突破が効果的で、ある時期から頻繁に中に絞ってプレイするようになってから縦への突破も効くようになってきた。ようやく7.グレさんもチームの中で活きる形を掴んだようでここ数試合のキレは目を見張るものがある。シーズン終盤にかけて仕上がってきたようで何より。

前半約35分、ロングボールを受けた11.将が左サイドでボールを受けてドリブルでぺナエリアへ侵入。堪らず大分トリニータDFが倒すとPKを獲得。キッカーは10.拓実。このPKはコースが甘く大分トリニータGKに弾かれる。前半のうちに突き放しておきたかったが勿体ないシーン。

その後もセレッソが大分トリニータ陣内に攻め入る。パスカットから右サイドで11.将がボールを受けると10.拓実へパス。キーパーと1対1の場面になるが10.拓実のシュートはゴールマウスを捕らえることが出来ない。確実にモノにしたいチャンスではあったが…前半終盤にはあわやというシーンもあったが1.鶴ちゃんのファインセーブに救われる。


この日の6.大地は本調子ではないものの中盤でのボール奪取能力の高さは健在で、彼が入ることで17.満の攻撃力が活かされるのはこのチームの強み。後半開始から一気に畳み掛けたいところ。

後半に入ると大分は前半と違い何か少し焦っているように感じた。縦へと急ぐあまり攻撃が単調になり前半のような2列目からの飛び出しが少なくなった。前半の良い時間帯のペースを継続するセレッソが主導権を握るも大分トリニータも1点を追い掛ける展開に次の1点が勝負の分かれ目に。

勝負どころと見たセレッソベンチは11.将に代えて12.拓馬を投入。交代早々大分トリニータのスローインに詰めるとキーパーのキックは12.拓馬に当たりあわやゴールというシーン。やはりこのチームのスイッチは西村ツインズ。途中交代で12.拓馬が入ると一気にギアが上がる。

後半も中盤を過ぎた頃、中盤で6.大地のパスカットから10.拓実がフリーでシュート。これが決まり追加点!10.拓実が俺達の方に指をさしながら喜びを表現する。その直後には8.洋亮の右CKをニアで合わせたのは6.大地。上手くコースを変えた奇麗なゴール。6.大地の復帰戦ゴールで3-0と大分トリニータを突き放す!!このゴールでほぼ試合が決まった。

その後は8.洋亮に代えて19.耀誠、6.大地に代えて38.来樹、10.拓実に代えて23.魚ちゃん、7.グレさんに代えて9.KJとサブメンバーを投入。今大会GLを無失点で1位突破決めることに。


大量得点に目を奪われがちではあるが高円宮杯プレミアリーグウエストでも示しているように失点数の少なさはこのチームの売り。4.佑平を中心としたDFラインは粘り強い守備でチームを助けてくれていて、また中盤でのボール奪取能力に長けたボランチの6.大地、17.満は大きな存在。シーズン開幕当初は得点パターンが乏しかったが、それも徐々に解消されるようになってきただけにこのままノックアウトステージも頂点まで登り詰めたい!


他のグループの結果が出揃いノックアウトステージの組み合わせも決定。セレッソは勝ち上がれば全て大阪で戦えるということで、地の利を最大限に活かしたい今大会。Jユースカップと高円宮杯プレミアリーグウエストが大会中に交互に訪れるやり難さはあるものの、両大会共にタイトルの可能性があるだけに今シーズンも残り僅かなこのチームを最後までサポートしたい。


U-18の次の試合はJユースカップR16。対戦相手はGL最終戦と同じく大分トリニータU-18ということでやり難さはあるかもしれないが、ここからは目の前の相手を倒すのみ。11月23日(水)試合時間は未発表、会場はJ-GREEN堺S1という話ですが…

Nov 14, 2011

2012 S/S YAECA受注会@VELiSTA

中崎町のセレクトショップVELiSTAで2012S/SのYAECAの受注会を行うとの情報が舞い込んできました。私自身もYAECAのアイテムはパンツ、カットソー、ハットを持っていますが、やはりフルラインナップを見るとなると恵比寿の直営店に行くしかないというのが現状。

今回は生産に入ってしまった一部のアイテムを除いてサンプルも見られるということで、関西のYAECAファンには願ってもないチャンスなんじゃないでしょうか。

ある程度背のある方なら感じたことがあるかもしれませんが、YAECAのトップスって丈が足りないんですよね。私もそのうちの1人でして…(汗)ただ、そんな方に朗報です。来シーズンは着丈・袖丈がマイナーチェンジされるとの話も聞いておりますので、これまでサイズが合わず断念していた方もYAECAのトップスを手に入れるチャンスですね。

期間は11月19日(土)~23日(水)の5日間。メンズが19日、レディースは20日スタートとメンズが一足先にお目見え。個人的にはYAECAのレディースも気になるので楽しみなイベントです。詳しくはコチラから。


VELiSTA
■住所:〒530-0021 大阪市北区浮田1-4-22 UENOマンション 1F
■電話:06-6375-0358
■営業時間:13:00-21:00

Nov 12, 2011

Vestibule Socks

アクセサリーのイメージが強いVestibuleから今回はEG SMITHを彷彿とさせるつま先の織りに特徴があるカラフルなソックスが入荷していたので思わず2色買い。他にもう1色あったんですがグリーンがベースで履かないなと…このブルーも履かないかもしれないけど色が奇麗だったので(汗)

休日はもっぱらスニーカーですが、久々にワークブーツと合わせてみたいソックスでした。

2011 J LEAGUE DIVISION 1 第31節 「遭難」

名古屋グランパス戦 会場:トヨタスタジアム
スコア:1-3 【前半:1-2 後半:0-1】
得点者:小松
トヨスタっていつもピッチ状態が良いイメージなのでワンポイントカラーで写真を撮るんですけど、凄い優秀なキーパーさんがいらっしゃるとかなんですか?やはり世界のトヨタマネーでトヨタのピッチは何人たりとも云々ってのがあったりするのかなぁ…

やはり優勝争いをしているチームということでここで落とすとしんどいだけに名古屋サポーターの方々も気合い十分、ビッグフラッグで選手を鼓舞します。試合前のフードコートでは下部組織の試合でよくお会いする、通称名古屋のおっちゃんと遭遇。個人的には夏の高円宮杯プレミアリーグでの対戦で会って以来でしたが、毎年顔を合わす馴染みの方。去り際には「正剛の真後ろで応援してっから」とさすが大物と思わせるポジション獲りに関心しましたが、よく見ると太鼓の真隣の爆心地だし(笑)おっちゃん元気!!

ちなみにこの試合はプライムセレッソ会員向けバスツアーに同乗したゴラッソセレッソ(セレッソの応援番組)のレポーターを務める天野ゆうかさんもスタジアムに。ミーハーなオジサンの私はキックオフ直前に要らんやろとか言いながら、天野さんのゴラッソ!セレッソ!!のコール&レスポンスの可愛らしさにちゃっかり写真を撮りました。やっぱり芸能人は違うな。マウンテン(ここでの出来事はまたブログに書きます)でヤラレタ体が癒された気がしたよ…去年のJユースカップであだっちー見た時は特にテンション上がらんかったけど天野さんは上がるな。これからも応援しよ。


さてと…試合ですが、やはり相性の悪い名古屋。試合前に修行と称して罰ゲームを喰らったことでいつもは勝てない相手にも金星を挙げることが出来るんじゃないかと思っていたんだけど(汗)

この日はいつになく塁がアグレッシブなプレイでゴール前に進出するも決定的な形はなかなか生まれない。ただ、中村直志はサブ、ダニルソンは怪我で不在ということで中盤が狙い目であったことは間違いなかったが、中盤のスペースを活かせないでいると自陣でのファウルで名古屋グランパスにFKを与える。キッカーは藤本淳吾。ぺナエリア外右の位置から壁を越えてニアというのはある程度想像出来たが、直接狙ったキックはジンヒョンが見送ったように見えそのままゴールに吸い込まれる…マジでかぁ…

その後もペースを握れないセレッソ。特に強さを感じない相手なのだけどこういったチャンスできっちり得点を挙げるのが名古屋グランパスの強さか。前半36分には塁がぺナエリアで倒されPKを得ると、塁がこのPKをきっちり決め試合は振り出しに。いつもならPKをもらうのは名古屋のお家芸なのにね(汗)

このまま前半を1-1で終え後半に勝負を掛けることが出来れば勝機も見出せるかと思ったが、そう思い通りに行かないのがサッカー。名古屋にCKを与えると前半42分、ケネディが頭で合わせて再びリードを許す展開で前半を終了。ゾーンで守るセレッソの穴を突いたゴール。いつも思うけどこういったヘディングが得意な選手が居るチームに関してはマンマークをつけていいと思うんだけどな。やはりいつものようなセレッソと名古屋グランパスの試合という表現が当てはまる展開。やり難い。

後半もミスから途中交代で入ったハヤブサに決められ1-3で万事休す。後半途中からマルチネスに代えて健勇を投入し2トップにしたけど、マルチネスを外して明らかにボールが回らなくなったのあるけど、こういった試合って戦術的にどうこうよりもあまり良くなかったキヨちゃんに代えて龍ちゃんとかで分かりやすくメンタル的な変化を与える方が得策だと思うが、やはりクルピはベンチワークで局面を打開するタイプではないなと改めて実感。健勇の起用は来シーズンを見越してというのもあるんだろうけどね。

やっぱり勝てない名古屋。来年は行くのやめようかな…(汗)

Nov 7, 2011

2011 J YOUTH CUP Hグループ 第2戦

徳島ヴォルティスユース戦 会場:徳島スポーツヴィレッジ
スコア:5-0 【前半:1-0 後半:4-0】
得点者:南野2、丸岡、風間、西村(拓)

GK:1.鶴崎
DF:14.岡田、5.永田(慎)、3.藤原、4.小池
MF:8.西村(洋)(→23.魚里)、15.岡山(→12.西村(拓))、17.丸岡、7.小暮(→11.長谷川)
FW:19.大津(→9.風間)、10.南野(→35.坂東)

サブ:21.射庭、38.永田(来)

グループリーグ突破には負けられない一戦。初戦を徳島ヴォルティスと戦った大分トリニータが3-1というスコアで勝ったことがひとつの指標か。過去に対戦した徳島ヴォルティスは力の差が大きく参考にならず、またクラ選出場を賭けた愛媛FCとの一騎打ちもここ数年は愛媛FCに軍配が上がり生で徳島ヴォルティスの試合を観る機会がなかったのでどんなチームか正直不明。

この日もCBのコンビは5.慎二と3.雅斗。久々にスタメン出場の19.耀誠と来期を見据えた選手起用も。試合開始前から雨が降り少しスリッピーなピッチ状態ではあったが、水捌けの良いピッチは水溜りもなく比較的良いコンディション。


前半立ち上がりはスリッピーなピッチにミスもあり我慢の展開。長身FWの11番へのゴールキックから攻撃を組み立てるヴォルティス徳島に対し、最初は3.雅斗が対応していたが上背のあるCBと対峙するより中盤で競る方が得策と捉えたのか、一列ポジションを下げてハイボールに競りに行くとボールはヴォルティス徳島へ。ただ、ポゼッションしてからのアイデアの少ないヴォルティス徳島に対しセレッソは安定したディフェンスを見せる。我慢の時間帯を絶えると15.宗星からの楔のパスを19.耀誠が受ける早い展開から裏のスペースへ飛び出した10.拓実にパスが通ると豪快なシュートを放ち先制!その後もセレッソペースで試合が進み15.宗星がミドルシュートからゴールを狙うも1-0で前半を終了。

後半から19.耀誠、15.宗星に代えて9.KJ、12.拓馬を投入。すると開始直後から攻勢を掛けるセレッソが17.満、9.KJと立て続けに得点を挙げる。9.KJは久しぶりのゴール。今年に入ってからは怪我の影響か動きが重そうに感じたが、この日の9.KJは前線でボールを追い回しハイボールにも積極的に競りに行っていた。久しぶりに躍動する9.KJの姿を見て、期待の裏返しからどんな時も特に彼に対して厳しいことを言ってきたつもりだったので嬉しさも大きかった。

日頃はチェイスに行かなくて怒られる9.KJが後ろが連動していないことに怒っていた姿は日頃は逆なのに(笑)と少しニヤけていしまいながらも、やはり頼りになるのは3年生だなと。このメンバーでやれるのも後少しやもんな。気持ちの入った9.KJのプレイにワクワクした。

その後も攻撃の手を緩めないセレッソは再び10.拓実、12.拓馬がゴールを挙げると5-0と試合を完全に決める。終盤に差し掛かると8.洋亮に代えて11.将を投入。10.拓実がボランチに入り9.KJと11.将の2トップに。10.拓実のボランチは6.大地のCB以来の意外な配置。まぁ、6.大地のCBは緊急措置でしかないと思うけど(汗)

途中小雨になったと思うと次は霧。どんどん白くなるピッチに仕舞いにはこの日オレンジのキーパーユニを着用していた1.鶴ちゃんが確認できないほどに…(汗)昨年のクラ選での大分トリニータU-18戦で雷で中断というのを経験しているけど、霧での中断は初めて…一時は両チームがベンチに引き上げる展開も照明を灯してすぐに再開。徐々に霧は晴れたが霧で中断は初めての展開だったな(汗)

終盤には23.魚ちゃん、35.坂東を投入。こうやって公式戦で1年生に経験を積ませるというのは今シーズン通して行っておりこういった経験が次年度以降に活きてくることは間違いない。徳島を危なげなく一蹴したセレッソは2連勝で勝ち点を6とし、仮にグループ2位になった場合でも初戦の大量得点があるので実質的なGL突破を確定。GL最終戦となる大分トリニータU-18との対戦で1位突破を賭けて戦うことに。昨年、一昨年とGLを2位で突破していることもあってノックアウトステージ初戦をアウェイで戦うことになっていたセレッソだが、地の利を最大限に活かせる大会だけに今年は1位突破で全試合をホームで行い頂点を目指したい!!

*交代に関してはメモを取っている訳ではないのであまり自信がありません。間違っていた場合はご容赦下さい。(ただ、オフィシャルが間違っているような気がするんだよなぁ…)