広島観音高校戦 会場:J-GREEN堺
スコア:3-1 【前半:1-0 後半:2-1】
得点者:西村(洋)、長谷川、西村(拓)
GK:1.鶴崎
DF:14.岡田、4.小池、3.藤原、15.岡山
MF:西村(洋)、6.秋山、17.丸岡(→18.平田(翔))、7.小暮(→23.魚里)
FW:11.長谷川(→12.西村(拓)、9.風間(→19.大津)
サブ:21.射庭
前節の東福岡戦で今シーズン初勝利を飾ったセレッソ大阪U-18。中2日で挑む広島観音戦は怪我から戻った9.KJがスタメンに復帰し12.拓馬が外れる布陣。体力的に少々キツい日程ではあるもののGWの3連戦の最終戦、勝って勝ち点を積み上げたいところ。
試合前にACLのアレマ戦でインドネシアに遠征していた本部長からの土産話を聞いて腹筋が切れそうになる(笑)"Qween of Arema"ネタは鉄板ですね(笑)写真は現地の新聞に掲載されていたマッチプレビュー。何を書いてあるのかサッパリ分かりませんがスタメン予想のCBに康太ではなく凌輔の名前が(汗)大海が累積警告によるサスペンドで試合に出れないことは知っていたんでしょうが、遠征に帯同していなかった凌輔の名前が載るとは…もしかしたら鬼のようなリサーチでU-18時代にCBをやったことまで調べていたのでは。恐ろしいリサーチ力です…(冗談)
立ち上がりから主導権を握るセレッソ。攻める時間は長いもののなかなか決定的なシーンは訪れない。流れがセレッソにある間に先制点が欲しい展開に9.グレさんが右サイドからドリブルで切れ込んで左足でミドルシュート。枠を捉えた弾道はキーパーのセービングに合う。その後もピッチを広く使った攻撃で相手を揺さぶると、右サイドからのクロスに8.洋亮が体勢を崩しながら頭で合わせたボールは弧を描きキーパーの位置とは逆の方向へ飛びネットを揺らす。前半のうちに先制しておきたい展開だっただけにこのゴールは大きなものに。
前半を1-0で折り返すと後半も立ち上がりはセレッソの時間帯。11.将のパスを9.KJが相手DFを背にして受けタメを作ると、6.大地が追い越す動きでパスを受け折り返す。そこに飛び込んだのが11.将と3人の連動した動きから生まれたゴール。2人目、3人目の動きを日ごろのトレーニングから意識して取り組んでいるのが分かる。前半は手数を掛けすぎて広島観音にスペースを埋められゴールが遠かったが、後半開始早々の追加点は良い流れ。1タッチ、2タッチのパスが連続して小気味良く通ると決定機が訪れるお手本のような崩し。
怪我明けの9.KJ、2試合連続ゴールと勢いのある11.将を下げると徐々に広島観音ペースに。後半に入り風が強くなり始めたこともあって風下のセレッソはハイボールの処理に少々不安が。風上に立った広島観音がロングボールから攻勢を掛けると我慢の時間帯が続く。前半から相手FWとの競り合いを繰り広げた4.佑平が少しバタつき始めたチームに喝を入れる。そう慌てる必要はない。ただ一度流れが悪くなるとなかなか持ち直せない。広島観音ボールの時間帯が続く中ゴールライン際のボールの処理が甘くなると、その隙を見逃さなかった広島観音の選手がそのままボールを奪いカットイン。折り返しを決められ2-1に。少し緩んだ時間帯だっただけに一瞬の隙が命取りになるということを学べたのではないか。
その後も広島観音のペースではあったがセレッソもフレッシュな選手を投入し打開を図る。1年生プレーヤーも随分ゲームに慣れたのか当然の如く持ち前のプレーを発揮。次の得点がどちらに入るかでゲームを左右しかねないスコア、セレッソは中盤にスペースが生まれ始めそこを使われ始める。なかなか繋げずクリアボールが相手に渡る我慢の展開ではあったがセレッソもカウンターで応戦。すると試合終盤には相手を突き放すゴールが途中交代の12.拓馬に生まれ3-1。失点から数分後の追加点だっただけにチームを助けるゴールに。その後も広島観音ペースではあったものの最後まで耐えたセレッソが勝利。
徐々に連携が高まる中それぞれのポテンシャルが発揮されるようになり始めたセレッソ。今年のチームは若いだけあって今後が楽しみなところ。まだウエストの優勝候補とされる京都、広島との対戦がまだではあるがそれまでに勝ち点を積み上げたいところ。GWの戦績として2勝1分けの勝ち点7と上出来。開幕戦の立正大戦に負けた時はどうなることかと思ったが、積極的に若手を起用する大熊監督の狙いがハマればこのチームはもっと強く、そして個人としても成長するに違いないと思う。
次節はアウェイ北条での愛媛戦。5月15日、13時キックオフとなります。好不調の波があるイメージな愛媛。ただ、とても魅力的なサッカーをするチームなだけにここを叩いて中断期間を迎えたいところ。
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