スコア:1-2
得点者:西村(拓)
GK:1.鶴崎
DF:14.岡田、4.小池、5.永田、3藤原
MF:8.西村(洋)、20.金、6.秋山、7.小暮
FW:12.西村(拓)、11.長谷川
サブ:17.丸岡、18.平田(翔)、10.南野、9.風間
今シーズンから新たに始まった高円宮杯プレミアリーグ。セレッソ大阪U-18が戦うウエストは西は福岡、東は名古屋までの10チームのホーム&アウェイで争うリーグ戦。
開幕戦をアウェイゲームでスタートするセレッソの対戦相手は立正大淞南。プーマカップで好成績を収めていた相手だけに油断は禁物ではあるが、ミズノカップでのセレッソの調子もまずまずと聞いており昨年から試合出場のあった下級生の伸びが著しく楽しみな開幕戦。
立ち上がりから玉際を激しく来る相手に対し焦ることなく繋いでいたように思えたが、自陣でのミスから先制を許す。直後にサイドを突破した11.将のパスから最後は12.拓馬が決め同点に追い着くも追加点が奪えない展開。
流れは確実にセレッソにあっただけにどうにかこの時間帯に追加点を挙げておきたいというのが正直なところではあったが、立正大も最後まで粘り強いディフェンスでゴールを割らせない。
前半から飛ばしていた立正大の足が後半に入ると止まると読んでいたが、先に足が止まり始めたのはセレッソ。立正大はこれといったオフェンスのパターンがある訳ではないが、実直にフォア・ザ・チームを徹底するサッカーに対しセレッソはミスを誘発させられる。
追加点は立正大。前半と同じような形からの失点は特に崩されたという訳ではなく、自分達のミスから数的不利を突かれてというもの。1.鶴ちゃんのファインセーブにも最後にゴール前に詰めたのは立正大の選手という形。
その後も代表帰りの10.拓実、9.KJ、ルーキーの17.丸岡、18.平田(翔)を投入し得点を奪いにかかるも、相手を追いかける状態での効果的な攻撃は無くチームとしての意思統一が図れていなかったという印象。
前半には昨年から継続していたショートパスを繋いでサイドを攻略するというサッカーに上積みが見られ、良い部分を見せていただけに決して落胆する試合ではなかったが気になるのは試合中味方を鼓舞する声が4.佑平からしか聞こえないことか。
あとはゲームメーカーの不在。昨年であれば慶太がパスを受けに顔を出しリズムを作っていたが、そういった役割を担う選手が誰になるのか。個人的には20.ヨンスになるとは思うが彼本来の持ち味もこれから発揮ということを考えると、伸びしろという点でこれからが楽しみなチームだと思う。
長いリーグ戦。下位2チームはプリンスリーグへの降格があるだけにある程度試合をこなしていく上で勝ち点の計算が必要になっては来るが、今はまだ気にする時期ではないと思う。開幕戦は敗戦に終わったが翌週にはホームでの第2節。トップチームが不敗神話を誇るキンチョウスタジアムでアビスパ福岡U-18との対戦。
ホームの声援を背に開幕戦での修正点を改善した姿を見せてくれることを期待。下級生主体の若いチーム、焦らずしっかりと試合毎に課題を消化しレベルアップして欲しい。
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