スコア:3-1 【前半:0-0】
得点者:小暮、南野、岡田
DF:7.岡田、3.藤原、5.永田、18.平田(翔)(→13.井口)
MF:24.高田(→31.平田(昌)、6.秋山、8.丸岡(→4.石黒)、9.小暮(→41.仲原)
FW:11.長谷川(→44.阪本)、10.南野
サブ:22.齋藤、17.今井
開幕戦で作陽高校を相手に2-0と勝利しアウェイでの第2節、京都サンガに0-2で敗戦と1勝1敗で迎えるプレミアリーグウエスト第3節はホームに名古屋グランパスを迎えての試合。昨年のJユースカップ決勝戦での相手でありリベンジの機会が早々にやってくる。ニッキをU-18日本代表の遠征で欠く名古屋に対しセレッソは14.魚ちゃんがメンバー外。今年に入ってまた前目のポジションで起用されることの多かった7.武瑠を左SBに持ってきて18.ヒラショーを右に。9.グレさんを一列上げて14.魚ちゃんの抜けたポジションには一年生の24.高田が抜擢された。2トップは11.将が10.拓実と組む以外はいつもの布陣でスタート。
今年もスロースターター癖が解消されないセレッソは前からプレッシャーを掛けてくる名古屋に対しアタッキングサードでミスが多く効果的な攻撃が少ない。ベンチの熊さんからの指示は相手の高いラインの裏のスペースをもっとシンプルに突くようにと言っていたように思う。何か難しいことばかりしようとし過ぎて相手の守備の網にかかる場所でのプレイが多く、攻撃にテンポが生まれず苦しんでいた。その中でも気を吐いたのは18.ヒラショー。左サイドで24.高田のところに上手くボールが入らなかった為、前半の攻撃はほぼ右サイドに偏っていた。しかし、再三のオーバーラップからクロスを送りチャンスを演出するもゴールは遠い。前半のスコアは0-0。前半のシュート数は2-5と名古屋が多くシュートを放っているが21.康太郎のファインセーブもあったが多くは相手のミスに助けられた部分が大きかった。
後半、メンバー変更はなし。開始5分には21.康太郎と5.慎二が交錯し零れ球を9.北川に押し込まれ先制を許す。早いうちに追い着きたいセレッソは8分には24.高田に代えて31.昌規を投入。前半から上手くいっていなかったところにテコ入れ。丁度1週間前、練習帰り?の31.昌規と駅ですれ違い挨拶を交わした程度だったのだけど、次の試合は出番があると良いなぁと思っていたところでの投入。彼のプレイは中2の芳賀西U-15時代に一番よく観ていたけど、決して派手さはないが気の利いたプレイが出来る攻撃のリンクマン。津守U-15の金コーチも当時頭の良いプレイヤーだと褒めていたのを思い出す。(当時は金コーチが西U-15のコーチ)この交代を見て31.昌規のプレイを観たことある人なら「良い交代!」と思ったはず。
24.高田のポジションにそのまま入った31.昌規はピッチに入って早々彼の良さを発揮する。左サイドでボールを受けるとシンプルに叩いて動き直し再びボールを受ける。基本的で単純なプレイであるけど適格なポジショニングでボールを動かしセレッソの攻撃にリズムが生まれた。31.昌規のプレイは熊さんのサッカーに合うと思っていたのでこのチームの中で活躍する31、昌規の姿が嬉しかった。
良い流れになり始めたセレッソのゴールは21分、右サイドでの崩しから9.グレのクロスに11.将がシュートも相手キーパーに一旦は跳ね返される。しかし、零れ球を拾ったセレッソが6.大地の左足のクロスにゴール前で11.将が潰れるとブラインドでフリーだった9.グレが右足を振り抜きネットに突き刺す素晴らしいシュート。1-1と振り出しに戻したセレッソの電光石火の攻撃はこの後も続く、相手のキックオフのボールを9.グレが奪うと11.将に預け右サイドに展開。8.満の相手GKとDFの間を通すグラウンダーのクロスにファーでフリーで待ち構えたのは10.拓実。これをきっちり決め2-0。するとその直後には相手陣内左で得たFKから。距離が遠く直接はないという感じではあったが、7.武瑠が蹴ったボールはブラインドになったのかそのままゴールマウスへ。公式記録を見ると66分、67分、69分と僅か4分間の間に一気に試合を決めた。
立ち上がりからハードなディフェンスで暑さもあり名古屋の足が止まったこともあったが、前節の京都サンガ戦の閉塞感から抜け出すには良い勝ちになったことは間違いない。GW期間中続く3試合の初戦をきっちり勝てたことは大きい。この調子で12日のヴィッセル神戸戦まで連勝といきたいところ。
No comments:
Post a Comment