Jun 25, 2011

2011年 男子サッカー アジア2次予選/ロンドンオリンピック予選 第1戦

U-22日本代表 対 U-22クウェート代表 会場:豊田スタジアム
スコア:3-1【前半:2-0 後半:1-1】
得点者:清武、濱田、大迫
福井でサウルコスの試合を観た後は夜のU-22日本代表の試合観戦の為に愛知へ移動。世代別とはいえ日本代表の試合を生で観るのはいつ以来でしょう?もう長いこと観てない気がします。今回はセレッソから3名の選手、キヨちゃん、螢、タカの3選手が選出。螢はアジア大会からこの世代の代表に招集されていて常連でしたが、2次予選ではキヨちゃんとタカも追加されることに。特に螢とタカは下部組織時代から見ていた選手だけに嬉しいですね。他にもうちにはマルや龍ちゃんとこの世代の代表資格のある選手がわんさか。さすがに5人も呼ばれるとセレッソの方が人数足りなくなるので勘弁願いたいですが(各クラブ最大3名までだから大丈夫ですけど)そう考えると若手の宝庫ですねセレッソは。


とりあえず会場に到着したらグッズショップへ。さすが代表ビジネス、グッズの充実っぷりは凄いですが正直欲しい物が全く無い…世代別代表の試合なのにA代表のグッズばかりだし(汗)螢のグッズでもあればソッコーで買ったのになぁ(笑)やはりライト層としては普段のJリーグとは違う雰囲気に飲まれる‥


うおぉっ!ビッグフラッグ!!テレビで見るやつと一緒です!

代表の試合ってスタジアムまで向かう人のワクワク感で賑わっているというか、普段はJリーグを観ない人でも関心を持ち幸せ感が満載。こうやって興味を持ってもらえるスポーツというのは良いことだと思います。この会場に来た人がお目当ての選手でも見つけてJリーグも観るようになれば国内サッカーも盛り上がって良いですよね。

今回は諸事情があってメインスタンドの指定席を手配して頂くことに。ただでさえ代表の試合を生で観ることがないのに、まさかの一番良い席種という。恐らく未来永劫こんな良い席で代表の試合を観戦することはないんじゃないでしょうか。豊田スタジアムは傾斜が急でゴール裏でも結構観易いハコですがメインはその比じゃない。やっぱりサッカー専用スタジアムで観るサッカーは良いですね。日本のスタジアムから陸上トラックが無くなる、もしくはサッカーの試合の日だけトラックを無くせるようなスタジアムが増えることを願います。


試合の方は前半からクウェートのゾーンディフェンスが緩く簡単にアタッキングサードまでボールを運ばせてくれる余裕の立ち上がり。クウェートの監督はみ〇み〇か?(笑)丁度前日にセレッソ対ヴァンフォーレの試合を観ただけにワンサイドゲームが予想される展開。1トップに大迫を据え3シャドーに山崎、東、キヨちゃんという攻撃陣は再三左サイドで山崎が基点になるも逆サイドのキヨちゃんもサイドに中央にと顔を出しやりたい放題!特にこの日のキヨちゃんはセレッソでプレーしている時よりもイキイキしてるように感じたのは私だけではない筈(汗)この試合を観ていたクルピにもMVPはキヨちゃんだと言わしめるくらい存在感を発揮。知ってたけどやっぱこの選手凄いわ‥(汗)

攻め込むもののなかなか先制点が生まれないまずい展開の拮抗を破ったのはキヨちゃん。2次攻撃からボランチの山村が左サイドの比嘉にパスを送ると、ドリブルで相手を1人交わしクロス。ニアで引き付けたのは大迫?クウェートDFは完全にボールウォッチャーになっていたので中央に飛び込んだキヨちゃんがどフリーに。ダイビングヘッドでゴールに突き刺す!丁度私の目の前で展開されていた一連の流れは相手の守備のまずさは置いといても素晴らしかった。その後も猛攻を仕掛ける日本代表。セットプレーのキッカーは山本が務めることが多かったように思うが特に決まりもないのかキヨちゃんが蹴ることも。

追加点はそのキヨちゃんのCKから。相手DFが高さに対応できないと見るや滞空時間の長いボールを入れると反応したのは濱田。それまでの相手CK時の対応を見ての判断が良かった。正直なところ前半のうちにもっと得点を獲れるように思えたが思い通りに事が進まないのがサッカーの難しいところですね。

前半目を引いたのは柏の酒井。U-18時代にも対戦しているので生で彼のプレーを観たことはありますが、サイズのあるSBがサイドを駆け上がる姿は迫力があり、そしてクロスの質も抜群。主力が海外組のA代表において手薄なSBのポジションに一気に名乗りをあげるプレーヤーであることは間違いない。まだまだ成長途上の選手だけにこれからが楽しみ。実際、この試合を観戦していたザッケローニも酒井のプレーに惚れ込んだようで、近い内にA代表招集は間違いないと思います。しかし、今考えたらこの世代の柏のU-18には良い選手が多く、今は岡山にレンタルで出ている仙石を始め指宿も居たし工藤に茨田に武富と挙げ出すとキリがない。よくこのチームに2-0で勝ったよな(汗)

後半に入るとペースを握ったのはクウェート。この時間帯をしっかりコントロールすることが出来ればもっと楽な試合に持ち込めたと思うが、この辺りはボランチの質というところなのだろうか。再三大迫にチャンスがあったが何度目かの正直でようやく1点を決める。仮にノーゴールだったら怪我明けの永井の代役という失礼な表現をされていた大迫も報われなかっただけに良かったと思う。要らない失点はあったものの中盤にテコ入れが必要だと思っていたところで螢が山本に代わって投入される。待ってました!ただ、この日の螢の役割は相手の10番を見ること‥やっぱり関塚さんて螢の特徴を把握してないと思うんだよな(汗)まぁ、それでも出番があるということは信頼されているということ。これまでこのチームではスタメンを張っていただけに、チャンスを掴んで欲しい!

ただ、どうしても山村が前に出るので螢のポジションは下がり目。いっそのこと山村も一緒に代えてくれたら良かったのにと黒い心が(笑)やはりずっと螢を観てきた人間としてはもうひとつ前のポジションで前線に顔を出す方が活きることは間違いないんだが‥トップ昇格してからサテライトで使われるポジションの影響もあって螢の良いところが徐々に薄れていっているような気が。今は耐える時かな。代表もいいけど早く螢がセレッソでスタメンを取るのが楽しみです。

ホーム&アウェイの2次予選。ホームで1失点を喫したことでアウェイでの闘いに懸念材料を残す形となったものの、アウェイで1-2と敗戦には終わりはしたが2次予選突破を決めたことが大事だと思う。内容というのは重視されるべきだとは思うが本大会に出場出来なくては本末転倒。選手自身のコメントでもわかるようにきっちりと反省しているし、2次予選突破というひとつの結果が出たことがこの大会では大事なんじゃないかな。最終予選は韓国、オーストラリアとは同組にならないもののもっとハードな試合が増えると思う。まだまだのびしろのあるチームだけに今後が楽しみなところ。この日は残念ながらベンチ外となったタカだけど、このチームなら上手いこといけば試合に出られるんじゃないか?またチームに戻って日々精進だね。

試合後は選手達が"がんばろうニッポン!"フラッグを持って場内を一周。螢に声かけてみたけど元気そうでした。

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