Jun 10, 2011

第35回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関西地区予選 第3戦

ガソバ吹田戦 会場:万博ガソバ人工芝G
スコア:2-3【前半:2-1 後半:0-2】
得点者:南野、岡田
GK:21.射庭
DF:14.岡田、4.小池、16、坂手、3.藤原
MF:11.長谷川(→19.大津)、8.西村(洋)(→23.魚里)、6.秋山、7.小暮
FW:10.南野、9.風間(→17.丸岡)

サブ:22.有井、2.古川、18.平田、20.金、13.井口、12.西村(拓)


京都、神戸との対戦で2敗を喫し出場決定戦にまわることになったセレッソ。第3戦のガソバ戦は本大会の予選とは別にダービーという負けられない闘いでどういった試合を見せてくれるのか。運営本部にガソバのジャージだらけな異様なアウェイの雰囲気での勝利を挙げたい。

これまで前線が9.KJと10.拓実のセットの時に11.将はベンチを温めることが多かったが、この日は初めて3人の揃い踏み。15.宗星を累積警告によるサスペンドで欠く中、2.慎二も怪我という事態にスタメンの座を掴んだのは16.優雅。前回の高円宮杯プレミアリーグでは久々のスタメン出場とあって少々硬さも見られたが大一番に挽回のチャンス。そして、この日は21.康太朗がデビュー戦に。

試合は立ち上がりから攻め込まれる展開。早い時間帯での失点は避けたかったが、CKからの2次攻撃で先制される形に。こういうところはトップチームに似なくて良いのだが…(汗)あまりに早い得点にガソバの選手も少し拍子抜けしたのか、緩いディフェンスにセレッソは簡単にパスを繋ぐことに成功。再三のCKでファーを意識させた後はニアにライナー性の早いボール。これに合わせたのは前日に代表招集前にゴールをお願いした10.拓実。ゴールネットに突き刺さるセットプレーのお手本のようなゴール。練習していたことが窺える。

その後もセレッソの2列目の選手のスペースへの飛び出しをガソバDFが掴まえられないでいるとセレッソペースで試合が進む。この時間帯に突き放したいセレッソは波状攻撃から14.武瑠のミドルシュート。インパクトを確認出来なかったのかガソバキーパーの反応が遅れるとバウンドしたボールがゴールマウスに。立ち上がりの失点はいただけないシーンではあったもののいとも簡単に逆転する。得点後のガソバはどこかおかしかった。その後もポゼッションするセレッソ。どのタイミングでテンポアップして仕掛けるのかというところを見ていたが、こちらも余裕が生まれたのか良い時間帯に有効的に使っていた裏のスペースを活用出来ない。本来であればこの時間帯に追加点といきたいところではあったがこのまま2-1で前半終了。

ハーフタイムの大熊さんの指示は2列目の動き出しと1タッチプレーを挟むポイントについて。FWの選手が前線に張り付くのではなく、下がってスペースを空けて2列目の選手が飛び出すということをボードを使って説明。もっと楽に試合を運べるような展開だっただけにもう少し頭を使えというもの。


後半に入ると球際での緩さを指摘されたのかガソバの守備が引き締まる。この日の試合のターニングポイントは前半の自分達の時間帯での得点と後半の入り方だったように思うが、さすがはガソバきっちりと修正。後半は完全にガソバペースで試合が進む中、なかなか鳴らないレフェリーの笛に苛立ちが見え始める選手達。なかなか流れを掴めない時間帯が続く中、21.康太朗がピンチに飛び出しすと、ボールはガソバの選手の足もとへ。21.康太朗が急いでポジションを取り直すもコントロールショットを決められ同点に。ここまで初出場の緊張を見せなかった21.康太朗だったが、このミスの直後から正確だったキックの精度が落ち始める。ただ、過去のキーパーの初出場を思い起こすと、どのキーパーも緊張からガチガチだったのに対し21.康太朗は落ち着いてプレーしていたし何より高いキック精度は特筆すべきものだと思う。

この失点のダメージが大きかったのかその後も追加点を奪われこの試合2度目の1点ビハインド。最後まで攻勢をかけたセレッソ。アディショナルタイムに10.拓実がドリブル突破から相手DFに足を掛けられるも倒れずキーパーと1対1のシーン。倒れてしまったのなら笛を鳴らしてくれても良かったシーンだが、倒れずプレーしていたのだから流して欲しかった。むしろ吹くならもっと前のシーンにファールがあったのに流してたでしょ?審判は神じゃないし完璧なんて求めてないけど、あの試合に関してはセレッソベンチが抗議するのも当然だと思った。毎回万博で開催される運営本部にはガソバのジャージばかりな予選はそろそろ終わりにしませんか?なんならホーム&アウェイでやりますが。なんちゃって(笑)

Jクラブ最下位となったセレッソは6月26日に行われる出場決定戦で本大会出場を目指すことに。会場は中立地のJ-GREEN堺となります。審判の判定にあーだこーだ言いたくない人ですが、今回は思うところがあったので…気分を害された方がいらっしゃいましたら申し訳ございませんでした。


最近思うのがイグって背伸びた?なんか昔のマルに似てきたと思うのは私だけ??

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